貨物一覧

貨物一覧ではゲームで輸送できる品目に関する情報が確認できます。
また、条件を指定して各品目ごとの運賃を計算する機能もあります。

貨物一覧ウィンドウは一覧表ツールにある貨物一覧アイコン、もしくはShift + Gキーで開くことができます。

────────────────────

■ 表示モード:
貨物一覧表には3つの表示モードがあり、貨物一覧表の右上にある切り替えボタンでモードを切り替えることができます。
(1) 基本情報 … アイテムのカテゴリ、運賃、単位重量を確認できます。
(2) 生産者 … アイテムを生産する業者を確認できます。
(3) 消費者 … アイテムを消費する業者を確認できます。

■ 運賃計算条件の設定
ウィンドウの上部で運賃に影響する以下の条件を調整できます。
入力画面は表示部左にある[+][-]のボタンで開閉ができます。
走行距離: 走行距離による運賃の変化をシミュレートできます。指定できる単位はキロメートルです。
  (マップで1kmのタイル数が確認できます。1タイルの長さはpaksetごとに異なります。)
  単純に距離に応じて運賃収入が増えるだけでなく、距離による快適度の影響をシミュレートすることができます。

快適度: 快適度による運賃の変動をシミュレートできます。
    この設定は旅客にのみ影響します。快適度は長距離輸送に大きく影響します。

供食・物販設備レベル: 供食・物販設備(郵便の場合は移動郵便局)の有無と設備のレベルによる収入の変動がシミュレートできます。
 レベルが1の場合は旅客と郵便に影響し(郵便の場合は移動郵便局に該当)、レベルが2以上は旅客にのみ影響します。

平均速度: 上で指定した走行距離を移動する際の平均速度を指定します。
 平均速度は走行距離と同じく旅行時間を算出するために使用され、快適度と供食・物販設備レベルがどのように影響するかをシミュレートするために使用します。通常、快適度と供食設備は旅行時間が長くなるほど効果が大きくなります。

客室等級: 客室(郵便)等級の違いによる運賃収入の変化をシミュレートすることができます。
 裕福な利用客は貧乏な利用客よりも多くの運賃を支払う余裕があります。 しかし、下位の等級と比較して郵便物であればスピードの向上、旅客の場合は大幅な快適度の向上が見込めない場合は、下位の等級を利用するでしょう。(当然下位の運賃が支払われます)

■ 並び替え:
オプションボタンをクリックしてリストの並び順の切り替えが行えます。
ボタンに現在選択されている並び順の条件が表示されます。

- ソート無し
- 名前順 貨物名順に並べ替えます
- 運賃順 貨物1単位を「走行距離」で選択した距離(タイル)輸送した際に得られる収入の順に並べ替えます
- 重量順 貨物1単位の重量順に並び変えます
- カテゴリー順 貨物品目の大分類順に並び変えます

- 昇順 / 降順:リストの並び順を反転できます。

■ 貨物一覧の表示内容
リストの各行は左から順に「識別色、貨物名」「貨物1単位の運賃」「貨物カテゴリー」「重さ」が記載されます。(詳細は下記参照)

1.識別色、貨物名 : メインゲーム画面上の駅名の上に表示される貨物の待機量を表すゲージの識別色と貨物の品目名
(!)ヒント: [!](Shift + 1)キーでメインゲーム画面の駅に表示される情報の切り替えが行えます。

2.運賃 : 指定した条件でユニット1単位を輸送した場合に得られる運賃です。
(!)ヒント: どのアイテムが収益性が高いかを見る場合、1単位の運賃だけを見るのではなく、1車両にどれだけ積み込めるかも考慮に入れましょう

3.貨物カテゴリー : 貨物品目の大分類。
専用貨物を除いた全ての品目は、カテゴリーが一致していればどの乗り物でも輸送することができます。
例えば多くのpaksetでは、石炭と鉄鉱石は「ばら積み貨物」のカテゴリーに属し、どちらも同じ貨車を使って運ぶことができます。
(!)ヒント: 乗り物の定員/積載量は貨物カテゴリーの積載量を表しています。
  各車両は1つのカテゴリーの貨物だけを運ぶことができ、同時に複数のカテゴリの貨物を運ぶことはできません。
  しかし、複数のカテゴリの車両を繋いだ編成なら同時に同時に運ぶことが可能です。

4.重量 : 貨物1単位の重量をキログラムで表した値です。
. [ 貨物1単位の重量 × 定員 + 車両重量 ] を計算すると走行速度や加速度の低下、橋梁を通過できるかどうかが分かります。
(!)ヒント: 乗り物がルート上に存在する重量制限を超えないかどうか確認する際は、輸送品の重量を考慮に入れましょう

消費者/生産者 :その商品を生産または消費する産業を確認できます。
    マップに存在している産業のみが表示されます。
   名前が青色になっている産業は、古くなって時代にそぐわなくなっている産業です。アップグレードまたは閉鎖される可能性があります。
(!)ヒント: 業績が悪い産業はアップグレードされる可能性が低いため、やがて閉鎖されてしまうでしょう。